■旗揚げ公演『帰心』

2013年2月16日&17日

作 :高橋正圀

演出:加納朋之(文学座)

制作:佐藤尚子(青年劇場)

 


■公演プログラム

 

演出:加納朋之(文学座)

 

東京都出身。文学座研究所を経て1988年文学座入団。

主な出演作品「怪談 牡丹燈籠」「ふるあめりかに袖はぬらさじ」「定年ゴジラ」

2007年 文化庁・文化芸術による創造のまち支援事業「翼をください」演出

2011年 H・H・G公演「土の中の教師たち」脚本・演出

2013年 H・H・G公演「リビング・ウィル」脚本・演出

 

制作:佐藤尚子(青年劇場)

 

足利女子高校卒業後、青年劇場付属養成所・青年座研究所を経て1981年青年劇場入団。

主な出演作品「少年とラクダ」「真珠の首飾り」「族譜」「普天間」

各地でワークショップ講師、2001年4月より足利南高校 演劇科講師演劇科講師

2002年・2003年 文化庁・足利市子供のための文化体験プログラム

2002年より足利市主催・小学生のための校内ワークショップ講師

2005年から文化庁・文化芸術による創造のまち支援事業in足利コーディネーター

 

足利市民プラザシニア劇団「燦SAN」代表 髙久保勲【一朗太役】

 

本日は、足利市民プラザシニア劇団「燦SAN」旗揚げ公演にようこそお出かけ下さいました。

「燦SAN」は県内初の公立文化施設付属のシニア劇団として、昨年10月にスタート。現在団員23名、演劇を通して中高年の生き甲斐づくり、仲間づくりを図り、生活をより楽しく豊かにするとともに、施設や地域の文化芸術活動の活性化に寄与したいという目的で活動しております。さて、旗揚げ公演の「帰心」は、松竹映画の「釣りバカ日誌」や障害者の問題をテーマとした「愛が聞こえます」などの作品で、社会派人情喜劇の第一人者として有名な脚本家である高橋正圀氏による書き下ろし作品です。この作品では、高齢化社会の抱える孤立死や認知症等深刻な問題を取り上げながらも、人が生きることの哀歓をペーソスとユーモアを持って描いております。

なお、公演にあたりまして、ご協力いただきました青年劇場、文学座そして足利八木節連合会の皆様に改めてお礼申し上げます。

さあ、いよいよ開幕のベルが鳴りました。どうぞ、ごゆっくりお楽しみください。